6月15日(土)にデフサッカー日本代表 湯野琉世選手によるサッカー&手話教室が開催されました。
当イベントは、リユース感謝祭としての役割を持っています。
英語で「再使用」の意味を持つ「リユース」。
FRAKIDSフランクフルト校ではSDGs(持続可能な開発目標)活動の一環として本帰国や引っ越しによっていらなくなった家具・家電の引き取りを無料で行い、次の利用者への橋渡しを進めています。
そのご協力とお力添えに対するお礼として今回はFRAKIDSの会員様を無料でご招待。
親子合わせて約40名の方にご参加いただきました。
様々な年代にご参加いただいた手話教室では、指文字や自己紹介を練習。
その後はグループ対抗でのジェスチャーゲームをサッカー前のウォーミングアップでは、色や数字の手話を使用したレクリエーションを行いました。
また、ミニゲームではプレイヤーが耳栓を装着。
審判は笛の代わりにフラッグを使用し、聴覚障がい者のサッカー「デフサッカー」を体験。
デフは英語で「deaf」。聞こえない人・聞こえにくい人という意味を持ち、「デフサッカー」は「音のないサッカー」の愛称でも親しまれています。
手話を通じてコミュニケーションの大切さを学び、更には身振り手振りで相手との意思疎通に取り組むことによって表現力の向上に繋がったことと思います。
イベント後には写真撮影&サイン会の時間も設けられ、参加者は湯野選手との交流を通じて、充実した時間を過ごすことができました。
教室で習った手話を、是非各ご家庭での実践してみてくださいね。
FRAKIDSのレッスンで手話を使って挨拶してくれるのを、コーチは心待ちにしていますよ!
また次回のイベントでお会いしましょう👋
【湯野 琉世・コメント】
手話教室&音のないサッカー「デフサッカー」をドイツでも講師として子どもたちや親御さんに体験していただくことができて、自分自身とても嬉しく思います。
今回経験したことを今後に活かして貰えたらすごく嬉しいです。
2025年11月には日本で聴覚障がい者のオリンピック「デフリンピック」が開催されます。僕も子どもたちに負けないようにサッカーできる喜びを噛み締めながら1日1日を頑張りたいと思います。またお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
【コーチ紹介】
湯野 琉世
Ryusei Yuno
●デフサッカー男子日本代表
●先天性両感音性難聴
生まれつき耳に障がいがあり補聴器がないと音声会話はできず、補聴器を外すと少しの音しか聞こえない。小中まで聞き取りが重要になる教科に関しては、難聴教室で他のみんなとは別に授業を受けていた。小学1年生から本格的にサッカーを始め、健聴者の地域クラブに加入。高校時代は1年生から高校総体に出場し、3年次には副キャプテンを務めた。高校を卒業し大手企業に就職した際にデフサッカーに出会う。2018年にはデフサッカー日本代表候補指定選手に選出。2023年にはデフサッカーW杯日本代表メンバーに選出され、全試合フル出場(2得点)。デフサッカー日本代表史上初となるW杯準優勝に大きく貢献。2023年2月より株式会社ユークスでアスリート契約として日々サッカーに打ち込む。2024年3月に渡独し、ドイツでプレー中。サッカー以外でも地域の小学校へデフサッカーと手話の普及活動として講演を行ったり、山口県下関市にて月に一度手話教室を開催し、手話ゲームを通して手話やろう者とのコミュニケーション方法を教えている。NHK Eテレ「しあわせ気分のドイツ語」などメディアにも多数出演。
【デフサッカー】日本代表を目指しながら障害への理解を広める活動にも奮闘中
/FCバレイン下関・湯野琉世選手
https://youtu.be/PWxo2Q-OxSw?si=eAz7VsRcSsUdTbhS
◼︎代表歴
2018年 デフサッカー日本代表候補指定選手
2019年 デフリンピックアジア予選日本代表メンバー
2023年 第4回デフサッカーW杯日本代表メンバー 準優勝
◼︎メディア出演等
デフサッカー日本代表チーム 品川区役所区長表敬訪問
NHK Eテレ「しあわせ気分のドイツ語」
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