今回は、岡村コーチが愛読する運動と脳についてのおもしろい本をご紹介したいと思います!
「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった 脳細胞の増やし方」
2014年、NHK出版
この本はハーバード大学医学部臨床精神医学准教授で開業医でもあるジョンJ.レティという方が実験&研究結果をもとに書いた本です。彼は自閉症やADHDの研究もされており、「運動が脳のはたらきをどれほど向上させるか」に焦点をあて、運動の重要性を説いています。
・運動をさせた子どもは成績が上がる
・運動すると35%も脳の神経成長因子が増える
・運動することでストレスやうつを抑えられる
・運動で5歳時のIQと言語能力には大きな差が出る
・運動する人は癌にかかりにくい
・運動を週2回以上つづければ認知症になる確率が半分になる
などなど、本書では様々なことが紹介されており、運動の大切さはすでに周知の事実です。
人間は「動物」です。
現代社会は科学技術が発展し、便利になり、動かなくていい、動くことが一昔前に比べて大変少なくなりました。
それでは人間本来の性質を発揮できていないと著者は警告します。
現に、生活習慣病は若年層でも発症するようになり、子供の運動能力の低下、キレやすい、落ち着きがないなど精神的不安定さから学級崩壊も珍しくはありません。
運動をするとなぜ爽快な気分になるのか、それは心臓から新鮮な血液がさかんに送り出されて、脳がベストな状態になるからだそうです。
大人の方は今からでも遅くはありません。それをモチベーションに程よく身体をしましょう!子どもは身体を動かす楽しさ、気持ちよさを知り、自ら運動を積極的に生活に取り入れ、続けられるといいですね。
そのお手伝いをFRAKIDSでできたら良いなと思っています!
コメントをお書きください