今回は2018年からドイツのフランクフルトで開校し、その後シドニー、東京、横浜の4拠点で活動しているFRAKIDSの指導方針についてご紹介します。
まずFRAKIDSでは
スポーツを通じて「健全なココロの育成」
スポーツを通じて「豊かな創造性を構築」
スポーツを通じて「楽しさと喜びの体験」
スポーツを通じて「グローバルな人間育成」
を育成方針として掲げております。
当教室ではまた世界で活躍できるアスリートを輩出することだけを目指すのではなく、子供たちの個性を大切にする指導をしながら、全員が同じ空間で体を動かすことの楽しさを伝えることを一つのコンセプトにしております。
そうした中で、思いやりや助け合いの気持ちを育むことは勿論のことながら、生涯にわたってスポーツと共に生きていくスポーツ愛好家になってほしいという想いがあります。
当教室では全ての子供たちがスポーツの基本となる動作の向上を図る為に各月のテーマを持って取り組んでおり、今回はFRAKIDSの指導方針の基盤の一つと言える、ドイツ発祥の運動プログラム、「バルシューレ」についても詳しくご紹介したいと思います。
バルシューレとは
まずFRAKIDSの指導方針の一つでもあるバルシューレ。
このバルシューレ(Ballschule)はドイツで生まれたボール遊び教室を指します。
運動が苦手、運動をこれから始める子のスポーツの入り口として、子供たちが楽しく関わりながらも、基礎運動能力・自発的・社会性を身に付けられる教育研究を背景に持ったボール運動教室です。
2000年に入り、目まぐるしく時代の発達が進み、子供たちが外で遊ぶことが減りました。
そのため現在の子供たちは基本的な運動経験が不足して、体力がどんどん減少し、運動能力が落ちていく現象が起きています。
この問題に対して、ドイツの大学のスポーツ科学研究所が立ち上がり開発したプロジェクトがバルシューレ。
このプログラムは、早期から専門分化した特殊な能力を伸ばすのではなく、多種多様なボールゲーム全体に共通するメニューをすることで、かつて子供たちが遊んでいた時に自然に身についた多くのスポーツの中で活きる運動能力を伸ばしていくことを目指します。
またドイツ発祥のバルシューレの大きな強みが、子供たちに対して指示を多く与えるのではなく、子供達自身が中心となって考えて教室を進めていきます。
指導者が多く指示を出すのではなく、子供たちがあくまで中心
。
この指導を取り入れる理由は子供たちが指導者の圧力などによって専門的な運動能力を教えてしまい、やる気を失ってしまうことを防ぐためです。
また子供たちの思考力・自律性を発達させることを促し、練習をしていますが、まるで自然に遊びながら自身の運動能力発達を感じてもらいたいからです。
FRAKIDSではこのように子供の個性を大切にし、スポーツを通してカラダとココロを育んでほしいと思っております。
このドイツ発祥のバルシューレプログラムを導入しているFRAKIDSで一緒に体を動かしませんか。
皆様の体験参加をスタッフ一同、心よりお待ちにしております。
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